きょう3月3日、日本は雛祭りですね。
世界では3月8日が、女性の権利と世界平和をめざす「国際女性デー」です。
写真のニジェールの女の子たちの笑顔もまぶしいくらいに輝いていて、
どの子の未来も夢や希望へとつながっていってほしい、と願わずに入られません。
が、ニジェールでは、3人にひとりの子どもが15歳未満で結婚しているといわれています。
幼すぎる年齢での結婚は、新生児や妊産婦の死亡のリスクを高めてしまいます。
また、児童婚をする女の子のほとんどが、学校を退学しています。
昨日手元に届いたユニセフの報告書には、ニジェールの子どもたちに、
学校で勉強を続けることができるよう、そして、もし結婚を避けることができなくても、
女の子を退学させることがないように、両親を説得する活動を行っていると書いてありました。
私たちが応援している「コモン・ニジェール」の寺子屋計画は、
子どもだけでなく、妊婦さんや子育て中のお母さんも、気軽に学べる学校にしたいとのことでした。
みんなの「学びたい」という気持ちを大切に思うことが、当たり前になりますように。
「国際女性デー」は、世界各地で集会やイベントも開かれますが、
近ごろは女性に感謝する日としての意味合いも色濃くなっているそうです。
特にイタリアでは、3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれ、シーズンを迎える黄色い花「ミモザ」を、
男性から女性にプレゼントするのが習慣なんだとか。
女の子のお祭りは、日本では桃の節句、イタリアではミモザの節句かな?
アフリカの国々にも、花を冠にした女の子のお祭りって、あるのでしょうか?
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