『ニジェール物語』に魅かれたメンバーが、ニジェール物語製作委員会を立ち上げ、日本中で、さらには世界中で
愛される作品にしたいと集まって、創作活動を始めました。
世界中の子どもたちに、ぜひこの美しい物語世界にふれてほしい。そして想像の翼を大きく広げてほしい、と思っています。
この思いを実現すべく、絵本で、映像で、インスタレーションで、『ニジェール物語』をお届けできるよう、活動を続けています。
世界でいちばん隣の木と離れていて、たった1本で生きている木「テネレ」。
サハラ砂漠の奥深くに眠っている、大きな湖の女神「アルピエンヌ」。
砂漠に稲妻が落ちた瞬間、世界で一番速く石になる「フージーライト」。
砂漠の真ん中に、地下の溶岩が突き出て山になってしまった「アイール」。
砂漠の奥地にある塩の塊を求めて遠い遠い旅をするラクダのお話「ビルマ」。
砂嵐のあとに一瞬あらわれて、サソリの話をしてくれる恐竜「ジョバール」
海と砂漠をつなぐ鉄道の実現を夢見た、終着駅という名の「ホテル・テルミニュス」。
何もない砂漠で生きる不思議なものたちの声が心に沁みわたる、7つの物語です。
アイール山地とテネレ砂漠が織りなす風景は「サハラの宝石」と称されるほど美しいそうです。
ニジェールは、実は、サンテクジュペリの名作『星の王子様』の舞台でもあるのです。
このニジェールに7年間暮らした数少ない日本人、フクダヒデコさんが砂漠の民に聞いたお話をもとに
創作されたのが『ニジェール物語』です。
◎フクダヒデコさんは、現在、一般社団法人「コモン・ニジェール」代表として、
ニジェールの子どもたちの支援を行っています。
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